- HOME
- 子どもの矯正歯科
-
小児予防矯正は
お子様の健全な発育に
必要不可欠です
歯並びが乱れていると、
- 将来ムシ歯や歯周病にかかりやすくなる
- 口呼吸が増えて、からだ全体の健康に影響が出る
- 咀嚼に影響が出て、ストレスや肥満の原因になる
- お顔立ちにコンプレックスを抱える可能性がある
など、将来のリスクが多くなります。
お子様にこんな
癖はありませんか?
- 爪を噛む
- 指しゃぶり
- 口呼吸
- 歯ぎしり
- 舌を出す
- 唇を噛む、巻き込む
- 頬杖、寝癖
無意識に癖が
付いているかも…
現代のお子様の約7割がこのような症状を抱えています。
こうした癖は“口腔習癖”と呼ばれ、将来の歯並びや顎の成長に悪影響を与えます。
そのため、お子様に上記のような癖が見られる場合は、できるだけお子様自身で意識的に止められるようなサポート体制をとってあげましょう。
その際に大切なのは、「どうしてだめなのか?」という理由をきちんと伝えることです。
もし、家庭内の取り組みだけでは中々効果がみられない場合は、お気軽に担当医までご相談ください。
お子様の歯並びが悪くなる前に
癖などを気にしてあげることは、
親御さんができる“教育”の1つなんです
小児予防矯正はいつ頃始めるのがベスト??
お子様の治療は、症例によって異なるのが現状です。
上下前歯が反対に噛んでいる場合(反対咬合)や奥歯の噛み合わせが横にズレている場合(交叉咬合)などは、早めに治療することをおすすめしています。その場合、早くても5歳頃からでないと装置の使用が難しいことから、最も早くて5歳頃としています。
また、上と下の前歯が永久歯に生え変わり、すでにガタガタになっている場合も多く見られます。この時期は、混合歯列期といいます。上下の前歯がガタガタでも治療できるのは、永久歯の根っこが完成してからになります。
混合歯列期での治療相談は上の前歯が生え変わったぐらいが、ちょうどいいかもしれません。矯正の検査するにしても今後の予測がたちやすいことと、あまりにも早く初めてしまうと治療期間が長くなってしまいます。そのため、カウンセリングや検査などでお子様にとってちょうどいいタイミングを見極めてあげましょう。
小児予防矯正のメリット
乳歯の段階で矯正を始めるには意味があるんです
子どもの矯正は、あごの成長する力を利用しながら行うことで、抜歯をせずに矯正できる確率を増やしたり、将来のお顔立ちをきれいに整えられる可能性があります。
永久歯になって骨格が固まってしまってからでは治すのが難しい症例でも、子どもの頃に矯正を行えば手術せずに対応できることもあります。
何より、成長期のお子さんの心にかかるストレスやコンプレックスは、できるだけ早くとり除いてあげたいですね。
なお、矯正を開始するのに適切なタイミングは、一人ひとりの成長具合によって異なります。
気になることがあれば早めにご相談ください。
当院の小児予防矯正
当院では、お口の癖から治す「小児予防矯正」と歯の表面にブラケットという矯正装置を装着する「ブラケット矯正」の2種類をご案内しております。
「小児予防矯正」は、歯並びが悪くなる根本原因である【お口の悪い癖】に注目をして、その原因から治す矯正治療になります。プレオルソ(マウスピース矯正)と必要に応じてハリガネの矯正装置を用いることで、お子様の正しい成長と自然な歯並びを導いていきます。
「ブラケット矯正」は常にワイヤーを装着するため、お子様への負担はあるものの、より短い期間で性格に歯を動かし歯並びを治していきます。
正しい歯並びは、キレイな顔立ちになるだけでなく、お子様の健康的な成長をサポートします。
「お子様の負担を減らして、正しい成長と歯並びにしてあげたい!」
という思いでお子様の矯正治療に臨んでいます。
子どもの矯正治療は、年齢や成長具合によって
「0期治療」と「1期治療」の2段階があります。
0期治療と1期治療について
0期治療
永久歯が生えてくる5・6歳頃から実施する矯正治療です。通常の場合治療期間は1年~1年半程度で、通院は1カ月に1回になります。主に、あごの正しい成長を促したり、でこぼこの歯にならないようにあごの骨を広げたりする治療を行います。また、歯並びの根本原因である【お口の悪い癖】を取り除くお口のトレーニングも同時に実施していきます。
本格的な矯正治療に入る前の準備期間ともいえる治療で、永久歯が生えていく過程でバランスのとれた歯列を目指していきます。0期治療が終わればお口の状態を確認して、必要となれば1期矯正を行います。
1期治療
お口の中に多くの永久歯が生えそろう7、8歳前後から12歳頃まで行う矯正治療です。ハリガネ型の装置を用いて、永久歯の歯並びやかみ合わせを誘導していく、子どもが本来持っている歯並びに整えていきます。お子さんの歯の状態によっては、歯列の部分矯正で済む場合もあります。こちらも、0期矯正と同様に歯並びが悪くなる根本原因である【お口の悪い癖】を取り除くお口のトレーニングを同時に実施していきます。
通常治療期間は1年~1年半前後かかり、1カ月に一度程度の通院が必要です。1期矯正で歯並びやかみ合わせが整ったら、お口の健康を保つために3~4か月に一度程度メンテナンスに通っていただくことをおすすめいたします。
治療の流れ
- 【1】ご相談・カウンセリング
- 受付で問診票にご記入いただきます。お子さんの様子や歯並びに関する悩み、ご希望などについて、様々な質問をさせていただき、矯正治療について詳しくご説明します。
- 【2】動画撮影
- 現代の子どもの生活習慣病とも言われる【お口の悪い癖】が身に付いていないかを、動画撮影することで検査をします。普段意識することないことばかりですので、一度動画で今お子さんの生活習慣が正しいかを確認していきます。
- 【3】動画フィードバック
- 撮影した動画を専門スタッフで確認をさせていただき、【お口の悪い癖】が身に付いているかをご説明させていただきます。お口の悪い癖が歯並びにどのような影響を及ぼすかをスライドと模型を用いてご理解いただきます。ぜひ、【お口の悪い癖と子どもの成長の関係】に関しては皆さまに知っていただきたいと考えております。
- 【4】検査
- 口腔内の写真撮影および、頭部・口腔内のエックス線写真を撮ります。頭部のエックス線写真では、あごの骨に異常がないか確認します。撮影データをもとに歯と目や耳の位置との関係を測定して、あごの動きを再現した模型をつくります。なお、検査によってムシ歯や歯周病が見つかった場合には、矯正治療を始める前に歯の治療を済ませておきます。
- 【5】診断
- 検査によって得られた資料をもとに、モニター画面を見ながら症状についてわかりやすくご説明します。現状の問題点や、このまま放置した場合、将来どういう咬み合わせや顔かたちになるか、また同じ年齢の子どもの平均値とも比較しながらお見せします。
- 【6】治療・処置
- 矯正治療の方針にご納得いただけましたら治療の開始です。当院の矯正治療では、単に見た目を改善するだけではなく、奥歯の咬み合わせやあごの関節を、正常な位置に戻していく治療を行います。また、矯正装置をつけるとブラッシングしづらくなり、ムシ歯や歯周病にかかるリスクが高まるため、徹底したブラッシング指導と予防処置を行います。
- 【7】定期検診・メンテナンス
- 治療完了後も歯並びの経過観察やお口の健康のために定期的にご来院ください。
プレオルソについて
プレオルソは、永久歯の歯並びを整えるマウスピース型矯正装置を使用した矯正方法です。
お子様の成長期に合わせ、お口まわりの筋肉バランスを整え、歯ならびを改善します。
永久歯になると固定式の矯正装置をつけますが、プレオルソは、小児期の骨の柔らかさを利用したマウスピース型矯正装置になるため、
痛みや心理的負担も少なく、歯並びの変化に期待できます。
プレオルソの特徴
10歳未満のお子様が対象
5歳か6歳頃頃が一般的によいと言われています。お子様の成長によりますので、早めに相談ください。
マウスピース型矯正装置のため、心理的負担が少ない
固定式の矯正装置とは異なり、1日1時間+就寝時の装着で効果が期待できます。
装着開始時は、親子で生活パターンに合わせて、少しずつ習慣をつくり慣れていくことが重要ですが、医院でのトレーニングやサポートもあるため、安心して効果を期待しましょう。
歯並びや癖の改善ができます。
受け口や出っ歯、凹凸のある歯並びなど様々な歯並びに対応できるのもプレオルソの特徴のひとつです。また小児期特有の癖、口呼吸から鼻呼吸への促し改善することで、咬み合わせや歯並びの矯正以外にも、むし歯や鼻づまりの予防の効果期待できます。
当院お勧めの
アクティビティについて
アクティビティが必要な理由について
小児予防矯正のゴールは、正しい舌の位置を学習し正しい嚥下(えんげ)を行えるようになり、そして口呼吸ではなく鼻呼吸ができるようになることです。また、お口まわりの筋機能が正しく機能する習慣を身に付けていきます。お口まわりの筋肉が整っていれば、自然に歯並びやかみ合わせも整ってきます。このように歯並びが悪くなるのは、【お口の悪い癖】が小さい頃からの生活習慣によって身に付いているからなのです。
正しい習慣を身につけるには毎日のアクティビティが大切です
【お口の悪い癖】を改善するためには、毎日のトレーニングが必要になります。難しいトレーニングが必要になるのではなく、毎日3分~5分のお口トレーニングを継続することによって、少しずつ正しい動きを筋肉が学習するようになります。お子さん・保護者の方・スタッフの3者が協力して、子どものお口を改善していきましょう。
アクティビティを続けると……
アクティビティを継続して行っていると、お口まわりの筋肉が正しく動くようになります。
上下左右のバランスが整い、舌や頬やくちびるの筋肉のバランスも整います。そのためしっかり飲み込むことができるようになり、
いつの間にか鼻呼吸ができるようになっています。姿勢も正しくなるので、お口まわりだけでなく全身の健やかな成長にもつながるのです。
今まで、下ばかり向いていた子が、姿勢や顔つきが見違えるように変化してはつらつとした笑顔を見せてくれるようになります。
明るく、元気になる子がほとんどです。これは治療によってお口まわりの機能が改善したからだけではありません。
毎日のアクティビティをやり抜いたという自信からも生まれてくるものだと、私たちは思っています。
お子様に「いつも口を開けている」「口呼吸している」「飲み込んだとき唇が閉じていない」「舌が前歯を押している」「歯並びが悪い」などの気になる症状は、お気軽に小児予防矯正に力を入れている田口歯科医院にご相談ください。
料金のご案内
内容 | 料金(税込) |
---|---|
矯正相談 | 無料 |
小児予防矯正の治療費 | 440,000円~ |
調節料(アクティビティ料) | 4,400円 |
月々支払いだと、6,200円~!
お子さんの歯の健康を守っていきましょう
矯正治療装置を装着している間の歯はブラッシングしづらく、ムシ歯になりやすくなることも。いつも以上に歯の健康に気を配りたいものです。もちろん、歯並びを整えてきれいになったお子さんの歯は、いつまでも健康な状態を維持したいですね。
ムシ歯は早期発見&早期治療が鉄則です。予防・メンテナンスに定期的に歯科医院へ通院することによって、早期発見につながります。お子さんのお口まわりで気になることがあれば、早めにご相談ください。